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ウォークインクローゼット、思ったより使いにくかった正直な話

憧れのWICをついに手に入れたけれど

注文住宅を建てると決めたとき、絶対に叶えたかった夢のひとつが「ウォークインクローゼット」でした。歩いて入れる広いクローゼット。夫婦の洋服が全部一か所にまとまっていて、朝の着替えがスムーズにできる。雑誌やインスタで見るおしゃれなWICに憧れていました。実際に間取りに組み込んでもらって、広さも十分確保して。完成したときは本当に嬉しかったです。でも実際に暮らし始めると、思っていたのと少し違いました。「使いにくい」とまでは言いたくないけれど、設計段階でもっと考えておけばよかったと思うことが複数あります。これからWICを検討している方には、私の経験を参考にして後悔のない設計をしてほしいので、正直にお話しします。

使いにくかった理由、3つ正直に話します

まず一番の誤算だったのが通路幅です。WICの中にはハンガーパイプが両側にあり、その間を歩いて洋服を選ぶ形になっています。設計図では「通路幅60cm」と書いてあって問題ないと思っていたのですが、実際に服をかけると両側から少し飛び出してくるので実質的な通路幅はもっと狭くなります。着替えをするには窮屈で、特に服を試着して鏡で確認しようとすると動きにくくてストレスを感じます。通路幅は最低でも80cm、できれば90cm以上確保すべきでした。2つ目は照明です。WICに窓を設けなかったため、照明をつけ忘れると中が暗くて服の色が正確に見えません。朝の忙しい時間に照明スイッチを探したり、暗い中で服を選んだりするのが地味にストレスです。センサーライトを後付けして対応しましたが、最初から計画に入れておけばよかったと思っています。3つ目は季節外の服と毎日使う服が混在してしまったことです。冬物のコートと夏のTシャツが同じ空間にあると、毎日着る服を選びにくい。使用頻度でゾーンを明確に分けるべきでした。

改善してよかったこと

使いにくさを感じた部分を少しずつ改善していきました。まず服を使用頻度でゾーン分けしました。WICの入口に近い側に毎日着る服、奥に季節外の服やフォーマルウェアをまとめました。これだけで朝の着替えにかかる時間が短くなりました。次に全身鏡をWICの外・廊下側に移しました。以前はWICの中に鏡を置いていたのですが、通路が狭くて全身を映しにくかったのと、WICから出るたびにまた戻るという動線の無駄があったためです。外に移してからは着替えの流れがスムーズになりました。また棚の配置も少し変えました。使用頻度の低いバッグや帽子を上の棚に移して、よく使う小物を取り出しやすい中段に集めました。こうした細かい見直しで、だいぶ使いやすくなっています。

WICを計画するときに確認してほしいこと

実際に暮らしてわかった、WICを計画する際に必ず確認してほしいことをまとめます。通路幅は実際に服をかけた状態でのシミュレーションをすること。図面の数字だけで判断せず、モデルハウスや施工事例で実物を体感してみてください。照明は自動点灯か人感センサーにすること。WICに入ったと同時に明るくなる設計が理想です。窓が設けられるなら、採光のためにも小さくてもつけることをおすすめします。そしてゾーニングを設計段階から決めること。毎日使う服のゾーン、季節外の服のゾーン、小物のゾーンを最初から分けて設計することで、使いやすいWICになります。ハンガーパイプの長さと棚の枚数も、実際に今持っている服の量を測ってから決めると後悔が少なくなります。

これから家づくりをする人へ

WICは「広さ」より「使い方のシミュレーション」が大切です。実際に自分たちがどんな服をどれだけ持っているか、朝の着替えの動線はどうなるか、子どもが大きくなったら使い方はどう変わるか。そういった具体的なシミュレーションをしてから設計に臨むことで、「憧れのWICだけど使いにくい」という状況を防げます。モデルハウスで実際に中に入って、通路幅・照明・棚の高さを自分の体で確かめてみてください。施工事例でも様々なWICの形を見ることができます。理想のWICを実現するために、ぜひ参考にしてみてください。

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