注文住宅でよくある失敗が収納です。「もっと収納場所を確保しておけばよかった」「設置場所が悪かった」などの失敗例が少なくありません。
注文住宅を建ててから収納を広くしたり、設置場所を変えたりするには、大掛かりな工事が必要になるので、注文住宅の設計段階からよく考えておきましょう。
ここでは、あると便利な収納設備を紹介します。
●ウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットとは、人が入れるほどの広さがある衣類を収納するスペースのことです。人が入れるほどの広さがあるので、多くのものを収納することができます。たくさんの衣類を持っている方にとっては重宝することでしょう。
また、広々とした空間なので一目で衣類を確認することができます。ウォークインクローゼット内に鏡を設置しておけば、鏡を見ながらのコーディネートも可能です。
中の広さによっては衣類だけでなく、家電製品や寝具などを収納することもできます。
●シューズインクローク
土間収納とも呼ばれる、玄関にある靴を履いたまま出入りできる収納のことです。ベビーカー、ゴルフバッグ、自転車など、外で使用するものの収納に便利です。また、棚を設置しておけば靴箱に収納しきれなかった靴の収納にも役立ちます。
●パントリー
キッチンは食料品や食器などであふれがちなスペースです。パントリーを設置すれば収納スペースが増えて、キッチンがすっきりと片付くことでしょう。買いだめをしたときの収納場所としても重宝します。
●昇降吊戸棚
キッチンの上部に取り付けられている収納棚は、高い場所にあるためものの取り出しに不便することが珍しくありません。いつの間にか使わなくなってしまったという方もいるのではないでしょうか。
昇降吊戸棚にすれば、取り出すときには棚を降ろし、必要ないときには棚をもとに戻すことができて、ものの出し入れが楽になります。
便利な収納はさまざまあり、こういったものを取り入れれば家がすっきり片付くことでしょう。